日本アセアンセンターは、タイ国政府観光庁(TAT)と、タイを日本の大学生向け教育旅行の訪問先として提案するセミナーを共催しました。旅行会社を中心に28名が参加し、バンコクおよびタイ東北部(イサーン地方)の観光資源と教育旅行の可能性について理解を深めました。
セミナーの内容
タイ国政府観光庁からは、タイの観光概要や多様な観光資源に加え、教育旅行の企画・実施に向けたTATの支援について紹介がありました。
日本アセアンセンターは、ファムトリップで訪問したバンコクとコーンケーンの大学や観光地を紹介。大学との学術交流、地域に根ざした体験型観光、自然・歴史資源など、教育旅行に活用できる多様なコンテンツを共有しました。
また、ファムトリップに参加した大学教員(駒沢女子大学)からは、実際の視察経験を踏まえ、観光を学ぶフィールドスタディ先としてのタイの魅力が紹介されました。観光産業が社会や地域に深く根付いているタイでは、日本とタイの観光産業や地域社会を比較しながら学べることに加え、地域に根ざした観光や文化、食などを題材とした実践的な学習の場としての可能性が示されました。さらに、学生へのアンケートでは、タイで最も体験したいこととして「食」が挙げられたことも共有されました。
日タイビジネスフォーラムからは、タイ東北部を訪問した経験をもとに、イサーン地方の観光資源と旅行商品造成に向けた可能性が紹介されました。
アンケート結果と今後の展望
アンケート回答者21名の全員(100%)が、セミナーはタイの教育旅行商品・観光プロダクトへの理解を深めるうえで役立ったと回答しました。また、大学生向け教育旅行の訪問先としてタイに可能性があると選択した人は質問回答者の85%(20名中17名)に上りました。一方、旅行費用や現地で交流する学校・団体の確保が課題として挙げられました。今後は、現地の受け入れ体制や具体的な実施事例などの情報を継続的に発信し、旅行会社や教育関係者による教育旅行商品の造成を支援していきます。
*当日のプログラムはこちらを参照ください。
共 催: タイ国政府観光庁、日本アセアンセンター
日 程: 2026年10月20日(火)
会 場: 日本アセアンセンター アセアンホール
参加者: 28名
