日本アセアンセンターは、2月15日(日)に株式会社サンシャインシティ(東京・池袋)が開催したファミリー向けイベント「サンシャインシティ ファミリーフェスタ2026」に、同社の有志チーム ワールドフレンズと共に出展参加しました。
目的
「Fish Safe Paints ―海にやさしい絵を描こう―」と題したワークショップでは、マレーシア出身・ブルネイ育ちで、現在オーストラリアでサステナブル・ビジュアル・アーティストとして活動するセリーン・ラウ氏を迎え、同氏が提案する自然由来の生き物に優しい絵の具を使ったアート体験を提供しました。
主催チームが手作りした、プラスチックフリーの、野菜由来の生き物と海に優しい手作り絵の具を使ったぬりえを体験するワークショップには、140名以上の子供が参加し、ASEAN諸国でなじみ深いカワウソとカサゴ、またサンシャイン水族館で人気のペンギンのオリジナルぬりえ(セリーン氏制作)を楽しみました。さらに、お酢や重曹を加えると色が変わることを学び、各自独創的なカラフルなアートを仕上げました。


活動内容
日本とASEAN諸国をつなぐ海では、海洋プラスチックごみによる汚染が問題となっています。センターでは、AJYELN(日・ASEAN若手環境リーダーズネットワーク) の活動を通してすでに100名以上の日ASEANの若者と共に同課題について向き合ってきました。今回、日本で暮らす子どもたちを対象にしたワークショップでは、海に流れるマイクロプラスチックの大きな原因の一つが、ペンキや絵の具に含まれるプラスチックである[1]ことをふまえ、身近な遊びである色塗りを通じて、日々の選択がどのように海とつながっているのかを考えるきっかけを作ることを目指して開催しました。



左:ステージタイムでは、日本アセアンセンターのAJYELNの活動や海プラ問題が日ASEANの共通課題であることをPR
中央:なぜ「海にやさしい絵の具」が良いのか(制作:セリーン・ラウ)
右:家で作れる海に優しい絵の具の材料(制作:セリーン・ラウ)
成果
AJYELNで取り組んできた課題を、より若い世代に広げる試みとなりました。参加した子どもたちは自然由来の絵の具と限られた素材から多様な色が派生する様子を楽しみ、子どもに同伴した保護者や、中高生の参加者にとっては日本とASEANをつなぐ海の環境問題を考えるきっかけとなりました。
主なポイント
- 野菜由来の絵の具を使った体験型ワークショップに140名以上が参加
- 海洋プラスチック問題を子ども向けに分かりやすく紹介
- ASEANと日本をつなぐ環境課題への理解を促進
- 参加者に冊子ASEANPEDIAを配布
今後の展開
センターでは今後も、日ASEANの共通課題について、子どもから若者まで幅広い世代、それぞれに合ったアプローチを探り、活動を展開していきます。
[1] University of Plymouth and the Marine Biological Association (MBA), 2022