サマリー
2025年8月27日にブルネイ・ダルサラーム国大使館、ロイヤルブルネイ航空、AJCの共催によるオンラインセミナーで、ブルネイが教育旅行先として持つ大きな可能性が紹介されました。安全性、豊かな文化、そして温かなホスピタリティが強調され、参加者からは非常に高い評価を得ました。
目的と狙い
このセミナーは、ブルネイを「個人の成長」と「国際理解」を育む理想的な教育旅行先として発信することを目的としました。学校関係者や旅行会社に向けて、今後のプログラム設計に役立つ情報とインスピレーションを提供しました。
ブルネイが学生と教育者を惹きつける理由
本セミナーでは、大使館をはじめ、実際に訪れた先生方や関係者から多角的にブルネイの魅力が紹介されました。
関東学院六浦中学校・高等学校の原田裕先生は、生徒たちが学校交流やホームステイを通じて現地の人々と深い絆を築いたことを紹介しました。空港での別れの場面では涙ぐむ生徒も多く、満足度は100%を記録。生徒は「ブルネイに親近感を覚えた」「日本に来てくれたら自分もおもてなしをしたい」と語りました。
玉川大学の小林仁准教授は、ブルネイならではの学びの機会として以下を挙げました:
- 新しい経済モデルと起業精神
- 多文化共生とイスラム文化
- 社会福祉制度
- 熱帯雨林や生態系を通じた持続可能性
- 実践的なコミュニケーション能力
旅行業界からは次の利点が示されました:
- ナイトマーケットを含む地域社会と安心して交流できる安全で清潔な環境
- 学生の受け入れに積極的な現地校と企業
- 穏やかで親しみやすく、親日な国民性
- 短距離移動と渋滞の少なさによる効率的な行程
- 最終日を有効活用でき、また帰国後に国内線へ乗継ぎしやすいロイヤルブルネイ航空のフライトスケジュール
成果とインパクト
セミナー後のアンケートでは、参加者全員が「理解が大いに深まった」または「深まった」と回答し、約9割が教育旅行を計画したいと答えました。これはブルネイに対する認識の変化と、今後の教育旅行先としての期待の高まりを示しています。
ブルネイ教育旅行主なポイント
- 安全性とおもてなし:安心できる環境と人々の温かさはブルネイ最大の強み
- 多様な体験:学校交流、企業訪問、文化体験、自然探訪を組み合わせたプログラムが可能
- 変革的な学び:観光にとどまらず、生徒の人間的成長と国際的視野を育む教育旅行
今後の展望
参加者からは「ブルネイに関する情報がもっと欲しい」との声が寄せられました。今後も私たちはパートナーと連携し、学校や旅行会社に向けて最新情報を提供しながら、教育旅行の実現を後押ししていきます。
参加者:156名



