日本アセアンセンターは、8月8日のASEAN設立58周年を記念し、またそれに付随して実施された大阪関西万博におけるASEANスペシャルデーを機に、日本国内でのASEANの認知度を高めるため、複数のチャネルを活用したプロモーション活動を展開しました。
目的
- 日本におけるASEANおよび日ASEAN関係の認知度を向上させる
- 生活者・ビジネス層・政策関係者など多様な層へASEANを発信する
- 新聞・交通広告・SNSを組み合わせた複合的な情報発信を実践する
英字新聞The Japan TimesによるASEAN特集に記事広告を掲載
8月8日に発行されたThe Japan Times ASEAN Specialに 「Celebrating 58 years of resilient ties」 を掲載。同特集には、大阪関西万博に参画しているASEANによるASEANパビリオンの取材記事も掲載され、ASEAN設立記念日にあわせて国内外のビジネス層や大使館関係者、在日外国人など幅広い読者にASEANを発信しました。
大阪駅ビジョン広告を放映
京阪神最大の交通拠点である大阪駅構内(ルクア前、中央口、南口、桜橋口、西口、連絡橋口)の計93面にて、ASEANを象徴するカラフルなグラフィックを用いたビジョン広告を放。
放映期間は8月4日(月)~11日(日)。ASEAN設立記念日(8日)、万博で開催されたASEANスペシャルデーイベント(8日)、および大阪商工会議所でのASEANビジネスフォーラム(7日)(日本アセアンセンターと大阪商工会議所による共催)に合わせて展開されました。
大阪駅は1日平均約85万人[1]が利用する国内有数のターミナル駅であり、通勤・通学者や観光客を含む幅広い層にASEANを印象づけました。


SNSキャンペーン「折り紙で祝うASEANデー」
SNSではセンターオリジナルの折り紙を活用し、花を折って投稿する参加型キャンペーンを実施。折り紙はASEAN諸国でも親しまれている日本文化であり、ASEANと日本をつなぐ象徴的なモチーフとして活用しました。
今回は規模は小さかったものの、ASEAN日本政府代表部やJABOT公式アカウントも参加し、SNS上でASEANデーを祝う新たな試みとなりました。

成果とインパクト
- 国際的な英字媒体でASEAN・日ASEAN関係の重要性を発信
- 1日平均85万人が利用する大阪駅で、ASEANの存在感を広く可視化
- SNS上で参加型の試みを実施
- ビジネス層から一般市民まで、幅広い層への露出を実現
主なポイント
- 多様な媒体を組み合わせた立体的な発信により、広範なターゲット層にASEANを伝えることができた。
- 新聞広告はビジネス・政策層、駅広告は生活者層、SNSは参加型という異なる役割を担い、それぞれ補完的に機能した。
- SNSキャンペーンは規模こそ小さいが、新たな試みとして今後の改善余地が明確になった。
今後の展開
今回のプロモーションでは、新聞広告・駅広告・SNSキャンペーンと、多様なチャンネルを組み合わせてASEANを発信しました。センターでは、今回の取り組みを通じて得た経験を活かし、今後も日本におけるASEANの魅力を広く伝えてまいります。
[1] 株式会社JR西日本コミュニケーションズによる2022年度のデータ。