1. ホーム
  2. 貿易事業

貿易事業

事業紹介

日本アセアンセンターでは設立以来、主要貿易促進事業として貿易展示商談会を開催しA、S EAN 諸国の魅力的な商品を日本に紹介する活動を行ってきました。 2016年度、センターは展示商談会事業を廃止し、現在では、研究調査や能力開発事業を通して、ASEAN諸国から日本への輸出促進に努めています。

サービス貿易の促進

本事業は、サービス貿易への理解と更なる自由化がASEANの統合推進に重要であることをふまえ、2016年度に開始した複数年に亘る地域的枠組みの事業です。

2016年度にはプロフェッショナル・サービス、研究・開発サービス電子通信サービス及びコンビュータ一関連サービスの各分野について政策提言書を発行しました。また、同提言書に基きASEAN全10ヶ国の政府関係者、日本のビジネス関係者や国連貿易開発会議(UNCTAD)の専門家を含む、各分野の専門家を招いてのセミナーを2度に分けて実施し、参加者に当該サービス分野における最新の傾向と課題について情報提供しました。また、セミナーでは、センターが提言したサービス貿易促進のための19項目についても議論されました。セミナーに続き、関連産業に従事する日本企業/団体への視察も行われました。これらの活動の成果は広く関係者に共有され、ASEAN関連会合にて活用されることが期待されています。

2017年度には、クーリエ・サーピス、運送サービス及び観光サービスについて政策提言書を作成します。各国の能力強化を目的に、政府関係者を対象とした同3セクターに関するセミナー/ワークショップを2回実施した後、実地調査を行う予定です。また、2016年度のフォローアップとして、同年度に実施した4つのサービス分野における貿易障壁についての情報収集に着手します。

日 ASEAN間の新たな貿易形態の促進

親会社・子会社の関係ではなく、契約に基づき取引を行う非出資型( NEM )国際生産及び同形態での貿易は、近年、貿易の在り方の世界的トレンドとなっています。 このタイプの企業運営は地域統合に寄与するため、センターでは日本とASEAN諸国間における貿易形態の規模を測り、状況を把握、NEMによる利益を最大化しリスクを最小限に留めるための政策提言をすることにより、同貿易形態の促進を図ります。

本事業は2016年に開始した複数年に亘る地域的枠組みの事業です。2017年度にはNEMに関する一連のセミナーを開催し、ASEAN諸国は各国のNEM の現況についての調査結果や政策提言のみならず、データの収集方法について議論します。本事業では、NEMの中でも国際的な下請け、フランチャイズ契約及びライセン契約に着目します。

本事業では、3年間で合計10本の国別調査報告書を発行し、各報告書に基く10回のセミナーを実施することを予定しています。これらを通し、ASEAN地域におけるNEM に関連した課題を特定し、成果が全ての関係者に共有されるよう、また、貿易におけるNEMに係る適切な政策策定に向けて、啓発を行っていきます。

クリエイティブ産業における貿易促進

センターではASEAN諸国におけるクリエイティブ産業振興事業の一環として、ASEAN諸国と日本の関係者にゲームのトレンド、技術や専門知識に係る最新情報を提供し、双方のデジタル・コンテンツを扱う企業によるビジネス連携を促進するため、2016年度には東京ゲームショウに4度目の出展をしました。同展示会にはASEAN6 カ国(インドネシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ及びベトナム)から計24社、61名の企業関係者並びにセンターが2014年度から毎年実施していたASEANキャラクター・アワード(ASEAN諸国で創出されたキャラクターの表彰事業)の2016年度受賞企業3社が参加し、日本の業界関係者と計682件に及ぶ商談を行いました。

2017年度、センターは公益財団法人日本デザイン振興会(J DP )の協力の下、ASEANデザイン・セレクション」事業を開始します。 本事業を通し、ASEAN諸国の中小企業を対象に、実践的なデザインスキルを磨くとともに、新しい価値を生み出す包括的なビジネス慣行や日本デザイン市場について学ぶ機会を提供します。本事業は、ASEAN諸国の製品の日本における市場性を高めることを目的に実施します。

輸出能力強化

本事業は、製品開発、情報共有、専門知識及び日本への輸出ビジネスに係る知的創造力を強化することにより、CLMV(カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム)諸国における民間部門の輸出能力を向上させることを目的としています。また、参加者間で成功事例を共有することにより、CLMV諸国が直面する主要な課題に対処することを目指します。

本事業では、3~5日間のワークショップ/セミナーを毎年1カ国、4年に亘り全てのCLMV諸国で行う予定です。2016年度に、センターではCLMVの当局者や専門家を招き、農業・食品関連製品のワークショップをカンボジアで初めて開催しました。ワークショップには241名、続けて実施された現地工場視察には72名が参加し、参加者たちは各自の輸出製品に対する安全対策や技術開発について、知識を共有しました。

また、本事業では、CLMVの製品紹介並びに日本の輸入業者のCLMV製品に対する関心を喚起することを目的に、アセアンホールにおいて輸入促進セミナーを開催します。