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カンボジア

サンボー・プレイ・クック -古代イーシャーナプラの遺跡-

20170714_111013 20170714_104242 Photos from Ministry of Tourism Cambodia
クメール語で「豊かな森の寺」を意味するサンボー・プレイ・クック遺跡群は6世紀後半から7世紀初期に栄えた、チャンラ王国の首都であるイーシャーナプラとして見なされてきました。この25平方キロメートルの範囲に及ぶ都市跡は、城郭都市の中心と数々の寺院を含み、その中の10の寺院は東南アジアでは珍しく八角形です。 この遺跡で見られる装飾された砂岩の要素はサンボー・プレイ・クックスタイルとして知られており、アンコール期前の装飾的な表現法の特徴です。その中でも、まぐさ石、ぺディメントや列柱はまさに傑作といえます。ここで発展した芸術や建築は、周辺地域の手本となり、アンコール期特有のクメールスタイルの土台となりました。

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