1.空港から市内へ
- タン・ソン・ニャット国際空港からホーチミン市内へ
空港から市内中心部までは約8キロメートル。主な移動手段はタクシーで、所要30分ほどです。
- メータータクシー
到着ターミナルを出ると、タクシー乗り場があります。料金はメーター制で市内まではVND15万前後。 - タクシークーポン
到着ロビーにあるブースで行き先を告げて、チケットを購入します。料金には空港使用料が含まれています。
そのほか、送迎のサービスを行っているホテルもあるので、予約時に確認をしましょう。
- メータータクシー

- ノイバイ国際空港からハノイ市内へ
市の中心部からおよそ35キロメートルにあり、バスかタクシーで移動するのが一般的です。
- タクシー
到着ロビーを出るとタクシー乗り場があります。メーター制で、市内までの料金はVND45万~です。トラブルを避けるためにも、社名のない個人タクシーは避けましょう。到着ロビーにあるハノイ・ツーリズム・インフォメーションで定額タクシーを手配することも可能です。
- バス
路線バスを利用する場合は所要1~1時間30分ほど。その他、空港と市内のベトナム航空オフィスを結ぶエアポートミニバスがあります。料金は一律VND4万で、出口右側のカウンターかドライバーに直接支払うシステムです。飛行機の到着時間に合わせて運行していますが、満席になるまで待たされることもあります。所要40分。
- タクシー

2.国内線フライト
多数の路線が国内各地を網羅しています。国内線チケットは現地でも日本国内でも、旅行会社や航空会社を通して購入できます。
3.鉄道
国営のベトナム鉄道が約30時間で結ぶ、ハノイ~ホーチミン間、全長およそ1700キロメートルの南北線が主要路線です。チケットは各駅の窓口か旅行会社で購入可能。座席はハードとソフトシートから選べて、料金が異なります。スケジュールが頻繁に変更されるので、注意しましょう。

4.タクシー
都市部や近郊を移動する際にもっとも便利なのがタクシー。ハノイ、ホーチミン、ダナン市内であれば流しのタクシーが多く走っていて、気軽に乗車できます。料金はメーター制です。

5.配車サービスアプリ
都市部では、配車サービスのアプリ利用が広く普及しています。「グラブ(Grab)]が一般的で、事前にアプリのダウンロードと、オンライン決済にはクレジットカードの登録が必要です。
6.バイクタクシー
ハノイやホーチミンなどで庶民の足として利用されています。特に目印があるわけではないので一般のバイクと区別するのが難しいですが、ホテルやショッピングセンターなどで待機しているドライバーが声をかけてきます。ただし、料金は交渉制。英語がわからないドライバーも多いので、利用する際は行き先をベトナム語で記した紙を用意しておくといいでしょう。また配車サービスアプリ「Grab」で手配をすることも可能です。
7.バス
- 路線バス
ホーチミン、ハノイ、ダナンなどの主要都市では路線バスが運行しています。朝夕のラッシュアワーの時間帯は道路も社内も混雑するので、避けたほうがいいでしょう。運賃は路線によって異なります。乗車してから運賃を支払うので、少額紙幣を用意しましょう。 - 長距離バス
全国のほとんどのエリアをカバーしている長距離バス。移動時間はかかりますが、飛行機や鉄道よりも広範囲を動くことができる移動手段です。

8.レンタルバイク・サイクル
ハノイ、ホーチミンではたくさんのバイクや自転車のレンタルショップを見かけます。自由に動けて便利ですが、都市部は交通量も多く、現地の交通事情も異なるのでおすすめしません。また国際免許証は使用できません。ホイアンなどの交通量の少ない地方都市ではレンタサイクルで回るのが便利です。
9.シクロ
自転車の前に2人分の座席を設けた人力車がシクロです。料金はバイクタクシーより高くなりますが、ベトナムらしい風情が感じられ、ゆっくりと街並みを眺められることなどから観光客に人気の乗り物です。料金は交渉制で、乗り込む前に確認しましょう。なお、市内にはシクロの立ち入りが禁止された区域もあります。
