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おもな見所

ヤンゴン

旅のヒント
旅のヒント
かつてシュエダゴン・パゴダの門前町と呼ばれたヤンゴン。ヒマラヤ山脈の南端からマルタバン湾へと注ぐエーヤワディー川(イラワジ川)が造ったデルタ地帯に広がるミャンマー最大の都市で、2006年にネイピードーに遷都されるまでは首都として栄えてきました。繁華街はスーレー・パゴダからヤンゴン中央駅にかけて広がっていて、鉄道の路線と並行するポージョー・アウンサン通りにデパートなどが林立しています。市内の移動はタクシーを利用すると便利です。
ヤンゴン周辺

シュエダゴン・パゴダ

およそ2500年も前に創建されたと伝わるミャンマー最大の聖地。緑豊かな人民公園に隣り合うシングッダヤの丘の上に巨大な黄金の仏塔が建ち並ぶ、きらびやかな光景でもヤンゴン観光のハイライトとなっています。東西南北4カ所の入り口からは壮麗な回廊が続いていて、南入り口からは104段の階段かエレベーターを利用して頂上へ。メインの仏塔は高さ99.4メートル、基底は周囲433メートルという巨大さを誇り、最高部は数千ものダイヤモンドやルビーなどで飾られています。仏塔を覆う金箔はすべて信者から寄進されたものといわれ、ミャンマーの人々の信仰心の篤さを伺い知ることができます。

シュエダゴン・パゴダ

スーレー・パゴダ

周りをロータリーに囲まれた、街の中心に位置するパゴダ(仏塔)。東西南北に大通りが伸びていて、街歩きの際の目印となる場所です。ロータリー南東側には独立記念塔と公園、最高裁判所があり、北東側には市庁舎が建っています。

スーレー・パゴダ

ボータタウン・パゴダ

2500年ほど前に8人の僧がブッダの遺品を安置したという伝説の地に建つ、黄金の仏塔。ヤンゴン川沿いにあり、ゆったりと流れる川景色との対比もみごとです。間近で眺めたら、川の上からも見学してみましょう。スーレー・パゴダから南へ下った場所にヤンゴン川を対岸へと渡るフェリー乗り場があり、この船上から美しく眺めることができます。

COLUMN 古典芸能を鑑賞

ビルマ式の竪琴や古典劇など、伝統芸能を鑑賞するのもミャンマーの旅の醍醐味のひとつ。きらびやかな衣装を身にまとい優雅な踊りを披露する古典劇は、特に人気の芸能です。ストーリー展開は毎回同じなのが特徴で、主人公の女性が恋をして駆け落ちし子供が誕生するものの、夫はヘビに噛まれて死別。子供は溺死し、実家は火事に。ついに発狂して出家して、ようやく救われるという内容。発狂する場面のこっけいな歌や踊りで最大の盛り上がりを見せます。また、劇の前には道化が入り、観客の笑いを誘います。ミャンマーの芸能には、笑いが欠かせない要素となっています。

COLUMN 古典芸能を鑑賞

チャウットジー・パゴダ

シュエダゴン・パゴダの北東にあるこちらの仏塔では、肘枕で悠然と横たわる全長70メートル、高さ17メートルの涅槃(寝釈迦)を拝観することができます。巨大な足の裏には仏教の宇宙観を示す像が描かれていて、緻密な模様に驚かされるでしょう。堂内には寄進者の名が刻まれていて、日本人の名も見ることができます。

チャウットジー・パゴダ

国立博物館

人民公園の南方ほど近くにある、ミャンマーの悠久の歴史と文化を伝える博物館。1階には仏教文化とミャンマー最後の王朝であるコンバウン朝に関する展示物があり、2階では、ミャンマー最古の統一王朝であるパガン朝の歴史や当時の文化を紹介しています。3階は伝統芸能や工芸品、4階は装飾品や絵画、5階は少数民族に関する資料などが展示されています。

カンドージー湖(ロイヤル湖)

ヤンゴンの人々が思い思いの場所で寛ぐ緑の公園。公園はカンドージー湖を中心に造られていて、市民の憩いの場となっています。広大な園内には何軒かのレストランや茶店があり、なかにはパゴダを思わせる黄金で飾られた湖畔のレストランもあります。

カンドージー湖(ロイヤル湖)

宝石博物館

ヤンゴン中心部から少し離れたインヤー湖公園にあるこちらは、その名の通り宝石を展示する博物館。ミャンマーは宝石の世界的な産地で、特に有名なのがルビーと真珠です。展示室には世界最大のルビーの原石や巨大な真珠などが展示されていて、みごとに加工された装身具なども見ることができます。館内には20ほどの宝石店があり、その場で購入することも可能です。

COLUMN イギリス統治時代の建物巡り

かつてイギリスの植民地下に置かれたミャンマーのなかでも、その中心地となったヤンゴンにはたくさんの英国風の建築物が残されています。特に、ヤンゴン中央駅からスーレー・パゴダへの通りを南下したあたりに数多く点在していているので、散歩気分でのんびりと洋館巡りを楽しむことができるでしょう。ビクトリア様式の最高裁判所、税関、情報省、中央郵便局、イギリス大使館などがおもな見どころです。

COLUMN イギリス統治時代の建物巡り

ボージョー・アウンサン博物館

カンドージー湖の北側にある博物館。ビルマ国軍を興し、イギリスからの独立を進めた英雄・アウンサン将軍を記念して造られました。建物には、将軍が1945年5月から暗殺される1947年7月まで実際に暮らした家が使われています。館内では家具や蔵書、将軍の娘であるアウンサンスーチー女史が使っていたベッドなどが当時のままの状態で保存されています。

ボージョー・アウンサン・マーケット

ヤンゴン市内最大規模のマーケットで、生鮮食料品ではなく、服飾や日用品、美術品、貴金属などがメインに販売されています。建物は1926年の建造で、ドームを備えた美しいもの。以後、次々に増築を繰り返して現在の形になりました。値段は交渉制となりますが、旅行の記念品やみやげ物を探すのに最適なので足を運んでみてはいかがでしょうか。

インヤー湖

かつての首都とはいえ緑豊かなヤンゴンのなかにあって、ひと際緑濃い場所がこちら。カンドージー湖公園の6倍ほどの広さを誇り、とにかく広大な憩いの場。ミャンマーで人気を集める観覧車のある遊園地もあり、地元の人のレジャーやデートのスポットにもなっています。公園の周辺は文教地区です。

カバイエー・パゴダ

空港からヤンゴン市街へ向かうと左手に見えてくる、インヤー湖の北側にある高さ36メートルの仏塔。1952年に当時の首相が世界平和を祈願して建造したものです。仏塔の北側にはインドの仏跡を模した洞窟があり、インヤー湖一帯の見どころと合わせて巡るのが効率的です。

COLUMN 篤い信仰心の表れである得度式

国内のどこを訪れてもパゴダ(仏塔)があり、熱心に祈りを捧げる人々の姿が深く心に刻まれるミャンマー。全土にわたって無数に林立するパゴタのひとつひとつに、功徳を積んで幸福を得たいという人々の願いが込められています。その最高の功徳となるのが、子供や子孫が出家すること。仏教で僧になるために出家することを「得度」といいますが、男子は一生に一度は仏門に入ることが不文律ともなっているミャンマーでは、男の子が7〜12歳になると1週間ほど出家するのが慣わしです。得度式は華やかに盛大に行われるのが特徴で、場所によっては地区や村を挙げてのお祭になっていることも。特に学校の休みと農閑期が重なる3月には、各所で得度式のパレードなどを見ることができます。

COLUMN 篤い信仰心の表れである得度式