日本アセアンセンターは、ASEANに加盟する8カ国から遺産地区の管理者または関連政府機関の担当者をミャンマーのバガンに招聘し、インタープリテーション(対象地域の観光遺産の価値を正しく伝えることで、来訪者に観光資源への認識を高めてもらうためのコミュニケーション手法)に関する研修を実施しました。
日本から派遣されたインタープリテーションの専門家による講義、2019年にUNESCO世界遺産に登録されたバガン地域の視察、そしてワークショップで構成された本研修には、開催地であるミャンマーの地元観光関係者を含む17名が参加をしました。
最終日のワークショップでは、参加者が担当地区にインタープリテーションを適応したプログラムやアクションプランを考案し、発表しました。発表後には専門家や参加者同士での意見交換が行われました。
今後、参加者は研修で取得したインタープリテーション手法を東南アジアの遺産地区で活用し、持続可能な観光を促進することが期待されます。
期 間: 2020年2月9 日~12日
場 所: ミャンマー・バガン
参加人数: 17名(カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)
研修内容:
1日目 | 講義 |
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2日目 | 視察 |
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3日目 | 講義 |
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4日目 | ワークショップ・発表 |
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主催者と参加者

バガン遺跡の視察

バガン遺跡の視察

バガン特産の漆器工房の見学

レクチャー

参加者によるプレゼンテーション