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<事業報告>駐日ASEAN大使館関係者による埼玉県秩父市への視察訪問

日本アセアンセンターは、ASEANからの訪日インバウンド推進事業として在京ASEAN大使館関係者を招聘し、埼玉県秩父市の視察訪問を行いました。本事業は国土交通省関東運輸局の協力のもと、秩父おもてなし観光公社と共催し、市内にある秩父まつり会館、浦山ダム、西武鉄道駅などを訪問しました。

秩父まつり会館では、300年以上の歴史がある秩父夜祭で使用される山車の展示を見学し、プロジェクションマッピングで再現された夜祭の雰囲気を体験しました。

浦山ダムでは、防災資料館やダム内部を見学し、首都圏における洪水調節、既得取水の安定化、水道用水の供給、そして水力発電への同施設の役割について説明を受けました。参加者からは、ダムの一部施設が一般公開されていることなど、市民の生活と調和した施設の運営に対して関心が寄せられました。

西武鉄道からは、25年ぶりに刷新された秩父と池袋を結ぶ特急電車ラビューについての紹介があり、参加者から斬新なデザインをもつ車体の開発経緯や、今後の展開についてなどの質問が寄せられました。

視察の後、一行は秩父市の観光関係者との情報交換会に参加をしました。本視察訪問は ASEAN 諸国の政府関係者に日本の地方の魅力を紹介するとともに、参加者が関東地域の観光振興の取り組みについて学び、地方自治体とのネットワークを構築する機会となりました。

日 程: 2020年1月22日(水)
共 催: 国際機関日本アセアンセンター、秩父おもてなし観光公社 
訪問先: 秩父まつり会館、浦山ダム、西武鉄道駅 
参加大使館: ブルネイ、カンボジア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム(計11名)
協 力: 関東運輸局

秩父まつり会館の見学

西武鉄道によるブリーフィング