ヴィラック部長代理による出張講義の様子 (写真提供:埼玉大学)
2016年5月19日、日本アセアンセンターのヴィラック クオン貿易投資部・部長代理が埼玉大学にて出張講義を行いました。同講義は、センターが埼玉大学からの要請を受け、過去数年に亘り実施しているものであり、今回の講義には23名の学生が参加しました。
講義にて、ヴィラック部長代理は「ASEAN Economic Community (AEC) 2015: Benefits and Challenges for Cambodia(ASEAN経済共同体2015:カンボジアにとっての恩恵と課題)」と題し、ASEAN、AEC及び自身の出身国カンボジアの経済面での利点について説明をするとともに、カンボジアのASEANへの加盟や2015年設立のAECが、同国にどのような影響をもたらしてきたかについて、解説しました。
また、参加学生からヴィラック部長代理に対し、カンボジアの経済成長の要因、同国の農業政策や基礎及び高等教育の重要性に係る質問を含め、活発に質問が寄せられました。
講義を通して、カンボジアに対するイメージと認識が、より力強くダイナミックなものになったとコメントを寄せて下さった学生もおり、ヴィラック部長代理は学生のカンボジアに対する理解促進に、一役買うことが出来たようです。