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<事業報告>藤田正孝・事務総長による東京大学での出張講義

<事業報告>藤田正孝・事務総長による東京大学での出張講義

藤田事務総長による出張講義の様子

2018年12月13日、藤田正孝・日本アセアンセンター事務総長は東京大学にて出張講義を行いました。同講義は、センターが東京大学の講師からの要請を受け実施し、同大学教養学部で「東南アジアの政治」の授業を受講している学生のために行われました。

講義にて、藤田事務総長は「Introduction of ASEAN and New Era of ASEAN-Japan Economic Relations(ASEAN入門及び日ASEAN経済関係の新時代)」と題し、近年の日ASEAN関係の進展や、付加価値貿易という視点から、日ASEAN経済関係について解説しました。藤田総長は、貿易、投資及び観光の分野における日ASEAN関係をみると、世界中から注目を集めるASEAN諸国のプレゼンスは、重要性は変わらないものの統計上では相対的な縮小がみられること、他方、日本におけるASEAN諸国のプレゼンスは拡大していることについて言及しました。また、ASEAN地域における日本のシェアが統計上は縮小している背景として、日本企業がビジネス戦略を、日本からASEAN諸国に製品を輸出することから現地生産に切り替えていることが大きな要因であること、更に、日本企業は地域的なバリュー・チェーンの構築の先頭に立っていることを説明しました。

参加学生からは藤田事務総長に対し、ASEAN地域からの労働者の受け入れに係る問題や日本において競争力のある産業等について、活発に質問が寄せられました。また、何人かの学生はこの機会を捉え、講義終了後にも、藤田総長に更なる質問を熱心にしていました。

大学での出張講義は、若い世代のASEAN全体及び加盟国に対する関心を喚起する良い機会であるため、センターでは、同取り組みを継続・強化していきます。