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【学校応募要項】広島県内の小学校および高等学校を対象とする海洋プラスチックごみ教育「広島アセアン・エコスクール(パイロットプロジェクト)」

昨年度のプロジェクトについて

国際機関日本アセアンセンターは、昨年度、日本およびアセアン政府の要請に基づき、G20や日アセアン首脳会合等の優先課題として取り挙げられた、海洋プラごみ問題に専門的に取り組む事業を立ち上げ、「未来のリーダー達」(日本とアセアンの学部生・院生)の育成を目的とした、海洋プラごみ問題に関する日アセアンの学生宣言書を取りまとめました。(詳しくはhttps://www.asean.or.jp/ja/centre-wide/mpw/をご覧ください。)

「広島ASEANエコスクール(海プラごみ教育)」プロジェクトの目的

今年度は、広島アセアン協会との共催で、下記のプロジェクトを実施します。

このプロジェクトでは、上記の学生宣言書を作成した「未来のリーダー達」が、以下の教育および啓蒙活動の観点から自ら行動を起こし、問題解決に取り組みます。そして、自らオンライン授業の講師を担当します。高等学校を対象とし、更に技術的な講義内容を要望する場合、大学教授やプロフェッショナルの方々の講演も提供可能です。

  • 子供たちにおいて、「環境保全」が規範となるよう意識改革を推進します。
  • 義務教育の子供たちを対象に、環境保全に焦点をあてた教育カリキュラムを強化し、海プラごみに関する問題意識を高めます。
  • 子供たちが日常的にプラスチックごみについて意識し、ごみの分別が子供たちの「習慣」となるよう、海プラごみ問題に関する行動に持続可能な変化をもたらします。

また全体的な問題意識の共有を目的として、広島県の海プラごみの状況とそれに対する取り組み、瀬戸内海での取り組み等も生徒たちに説明するため、「海洋プラごみゼロ宣言」を含めた県内の活動についても紹介します。

更には冬季期間に、アセアン諸国の生徒と基礎知識を共有し、問題解決に向けた意見交換を取り上げるオンラインシンポジウムを開催し、海洋プラスチックごみに関する生徒間の交流と相互理解を深めます。


「広島ASEANエコスクール(海プラごみ教育)」プロジェクトの概要および募集要項

募集期間2021年7月19日(月)~8月31日(火)
実施期間2021年9月~11月頃(授業) 冬季期間(シンポジウム)
実施方法オンライン(Zoom利用)
対象広島県内の小学校(対象学年5~6年生)
高等学校(対象学年1~2年生)
*学年単位・クラス単位どちらも応募可能。
*異なる学年で構成されている部活やクラブ等も指導教官から応募可能。
概要パート1(授業)

(地理的範囲)
【小学校】:広島県を主要な地域として、プラスチックごみ問題に関する基礎知識をカバーする。
また、一般的なアセアンに関する基礎知識も盛り込む。
【高校】:日本とアセアンにおける海洋プラスチックごみ関する専門知識をカバーする。
また、国際機関等の取組みも含むグローバルな視点も盛り込む。

(手法)
【小学校】:一般的な状況を説明する講義方式。
【高校】:一般的な状況を説明する講義方式。科学的根拠に基づく説明方式。
産官学連携における実践的な取り組みに基づく講義。

(頻度と時間)
【小学校】:1回。45分授業。
【高校】:1回。90分授業。(時間は相談可)

(言語) 
【小学校】:日本語
【高校】:日本語・英語(可)
*授業に関する概要書をご要望の場合、下記メールにお問い合わせください。

パート2
日ASEAN間の生徒意見交換会合(シンポジウム)

冬季期間に日ASEANの小学生及び高校生をそれぞれオンラインで繋ぎ、
意見交換や問題解決に向けた取り組み等対話することを目的として、
90分~120分のシンポジウムの開催を予定。
主催国際機関日本アセアンセンター
共催
後援
広島アセアン協会(共催)・広島県教育委員会(後援【申請中】)
参加費無料
登録フォーム小学校用
高等学校用
お問合せ先国際機関日本アセアンセンター  調査・政策分析クラスター
TEL: 03-5402-8004
*電話・メール・FAXによるお申し込みは受付けておりません。

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小学校用
高等学校用

募集要項チラシ