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<事業報告>「未来のリーダー達による国際海洋プラスチックごみに関する日ASEAN協力宣言」プロジェクト 宣言策定に向けた準備セッション第1回、第2回及び第3回の完了

国際機関日本アセアンセンターは、今年度、日本とASEAN 加盟国の国際海洋プラスチックごみ問題について、学生イニシアティブの宣言の採択・発表を行う初の試みである「未来のリーダー達による国際海洋プラスチックごみに関する日ASEAN協力宣言」プロジェクトを実施しております。

上記プロジェクトの成果物となる、未来のリーダー達による日ASEAN協力宣言の策定のため、当センターは、日本およびASEAN加盟国より選出された22名の大学生および大学院生と共に、3回の準備セッション(第1回11月14日、第2回11月28日及び第3回12月12日)を開催し、当該宣言に盛り込むべき国際海洋プラスチックごみに関する課題と提案・勧告に関して協議し、草案を作成しました。各セッションを通じて、国際海洋プラスチックごみに対する現状を把握し、知識・問題意識を深めた学生たちは、それぞれの専門分野から活発かつ未来志向的なディスカッションを繰り広げ、12月12日に開催された第3回目準備セッションにおいて、宣言草案を概ね合意しました。なお、第3回目準備セッションについては、一般社団法人NHKインターナショナルの取材撮影が行われました。

準備セッション第1回、第2回及び第3回の協議の概要は、下記のとおりです(添付の英文プログラムも併せてご参照ください。)。

第1回準備セッション

5つの分科会(①自然科学、②技術革新、③政策、④キャパシティ・ビルディング、⑤エンパワーメント)を立ち上げ、それぞれの分科会について、九州大学 磯辺篤彦教授(以下、「磯辺教授」)及び当センター職員4名でファシリテーターを担い、学生のそれぞれの専門分野に基づき、海洋プラスチックごみに関する論点整理を行いました。

第2回準備セッション

冒頭、磯辺教授から「海洋プラスチックごみの現状と将来」に関する講演が行われました。その後、5つの分科会それぞれの代表者(Rapporteur) が第1回準備セッションで議論された各分科会の内容について報告しました。それを踏まえて、各分科会で、主に宣言文に盛り込む条項となる、項目や論点に関する合意を取得しました。

第3回準備セッション

冒頭に、各分科会の代表者 から第1回目及び第2回目において各分科会で協議された内容について総括され、全体会合として、宣言草案の各条文の文言調整を行いつつ、学生たちが特に重視している論点について議論されました。その結果、草案は概ね合意され、最後、磯辺教授から学生たちに対して、「本プロジェクトは、学生たちにとっての海洋プラスチックごみ問題に取り組む第一歩であり、学生たちそれぞれにおいて、今後益々研究課題や関心事を深化させ、地球規模レベルの問題解決に取り組んでほしい。」とのメッセージが提示されました。

今後の予定は、宣言文面を清書化した上で、本宣言に関する支援を得るべく、日ASEAN政府関係機関、関連国際機関及び民間企業等を招いて、「未来のリーダー達による国際海洋プラスチックごみに関する日ASEAN協力宣言」に関する宣言式を2021年3月16日に開催します。