ASEAN観光フェア(ミャンマー編)
2009年10月21日
日本アセアンセンターでは毎年、ASEAN諸国から伝統芸能・伝統工芸の専門家を招へいし、ASEAN観光フェアを開催しています。2009年は新潟県新潟市の伊勢丹百貨店で行いました。
本年はミャンマーから伝統舞踊家と宝石の石で絵画を描く工芸家を招へいしました。
宝石の石を砕いて描く絵画は珍しく、ミャンマーのブースにはいつも人が集まっていました。
宝石画に使用する石は私たちがよく知っている、ルビー、サファイヤ、トルマリンをはじめ、多くの種類の石を使用します。この石を細かく砕き、のりで貼って絵を描いていきます。
ブースには工芸家として来日したKyawさんの作品がいくつも並べられていました。風景画や有名人の人物画など、石でこれだけ表現できる素晴らしさに舌を巻かずにはいられませんでした。
伝統舞踊家として来日したマーガレットさんとモンさんはまだ若干18歳と22歳でした。お二人ともとても可愛らしく民族衣装の装いで立っているだけで微笑ましく思えました。
ミャンマーの伝統舞踊は、国の印象と同じでとても素朴です。音楽も拍子が取りやすく口ずさみたくなるような親しみがあります。今回はアカ族という部族の民族舞踊をいくつか披露してくれました。