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ASEAN観光フェア(マレーシア編)

ASEAN観光フェア(マレーシア編)

ASEAN観光フェア(マレーシア編)

2009年10月21日

日本アセアンセンターでは毎年、ASEAN諸国から伝統芸能・伝統工芸の専門家を招へいし、ASEAN観光フェアを開催しています。2009年は新潟県新潟市の伊勢丹百貨店で行いました。

本年はマレーシアからビースの靴を作る工芸家と、伝統舞踊家を招へいしました。

本年は他の国からもビーズの工芸家がいらっしゃいましたが、マレーシアの工芸家は靴だけに特化したビーズの工芸家で、観光地で有名なペナン島出身の方でした。
19世紀にマレーシア女性の間で大流行したというビーズの靴はとてもお洒落でとても華やかです。彼女の作品はデザインからすべて自分で手がけるということですが、色の組み合わせと細かいデザインに驚かずにはいられません。
ブースでは、実演と同時に、見学の方に教えてくれたり、実際にやらせてくれたりしました。

伝統舞踊家として来日したマシューさんはマレーシアのボルネオ島のサラワク州出身で、ひとりで伝統音楽、伝統舞踊と幅広く披露してくれました。
音楽では、丸太を二つに割って作られたサラワクのサッペという長い弦楽器を弾きながら歌を歌いました。マシューさんのサッペは弦が4本で、サラワクのジャングルで造られた楽器とは思えないような繊細な音が印象的でした。
また舞踊のステージでは、狩猟を行う勇士の姿の伝統舞踊を披露してくれました。
マシューさんの舞踊はとてもユニークで大きなかけ声もあり、観客を楽しませてくれました。

(written by 観光交流部)