グルメ

とかく「辛い!」というイメージが先行しがちなタイ料理ですが、実際は甘味や酸味、豊富なスパイスとの組み合わせを重視する多彩な味わいが特徴です。辛味についても、何種類ものトウガラシを料理によって使い分けるなど、奥深い世界が広がっているといっていいでしょう。マイルドな宮廷料理、刺激的な庶民派料理、各地に伝わる地方料理など、それぞれの味を楽しんでみましょう。

1.タイ料理
主食となるタイ米に、スープや野菜炒め、サラダ状の和え物など数種類のおかずを組み合わせていただくのが代表的なスタイルです。おもな食材は、豚肉、鶏肉、川魚、エビ、カニ、イカ、多種多様な野菜類と果物、ナッツなど。調味料はナンプラーと呼ばれる魚醤、トウガラシ、ココナッツミルクなどが多用されるほか、コリアンダーやレモングラスなどの香草や柑橘類の葉などが香り付けに使われています。なお、トム(煮る)・ヤム(和える)・クン(エビ)など、タイ語の料理名は調理法と素材の単語の組み合わせであることが多く、簡単なタイ語をマスターするとさらに楽しみが広がるでしょう。
◆ガイヤーン
屋台などでおなじみのタイ風焼き鳥。おやつ代わりに、あるいはつまみとしてタイのビールなどとともにいただくのも美味です。
◆トムヤムクン
ご存知、エビを入れた辛くて酸っぱいスープ。庶民派の食堂などでは、クン(エビ)以外のさまざまなバリエーションに出会えます。
◆トムカーガイ
トム(煮る)・カー(ショウガ)・ガイ(鶏肉)。スープ料理としてはタイではトムヤムクン以上に一般的な味で、ココナッツミルクの濃厚な風味がクセになります。
◆ゲーンキアオワーン
グリーンカレーと呼ばれることもあり、緑色のトウガラシとココナッツミルクを使って豚肉や鶏肉を煮込んだ料理です。こちらも高級レストランから大衆食堂までどこでも出されていて、タイ米によく合います。
◆ソムタム
青いパパイヤを使ったサラダ風の和え物。酸味とハーブが爽快感たっぷりで、高級店はマイルド、大衆料理店では激辛なものもあります。
◆カオパットサパロット
パイナップルチャーハンとも呼ばれる炒めご飯。くりぬいたパイナップルに盛られて出されることも多く、日本人にも大人気の一品。
◆クイティアオ
屋台を代表する麺料理。各店こだわりのスープと具材を用意していて、たいてい米粉を使った麺、中華風の麺、汁あり、汁なしと好みで選んで注文できます。
◆タイスキ
日本のすき焼きをルーツにしたとの説がありますが、しゃぶしゃぶに近い鍋料理です。肉・魚介・豊富な野菜を茹で、各店こだわりのタレにつけていただきます。大勢で鍋を囲む楽しさもひとしおです。
◆スイーツ
ココナッツミルクやモチ米と、マンゴーやバナナなどの南国フルーツを合わせたスイーツが人気です。もちろん、バナナなどを揚げただけの素朴なおやつや、豊富なフレッシュフルーツ、アイスモンスターと呼ばれるカキ氷やケーキ、ムースなどの現代的なスイーツまで、バンコクなどでは選びきれないほどの味が楽しめるでしょう。
◆イサーン料理
タイ米の代わりにモチ米を主食とするイサーン(東北地方)。ハーブや野菜も独特のものを使い、ココナッツミルクを使わずに辛めに仕上げるなど、地方料理の代表格となっています。ガイヤーンは代表的なイサーン料理です。
◆南部料理
マレー文化の影響を色濃く受けたタイ南部地方の料理。イスラム風のカレーなど独自の食文化を築いています。
◆中華料理
現代タイ料理に強い影響を与えた中華料理。各都市には多数の中華料理店があり、潮州料理を筆頭に中国各地の味を楽しむことができます。
トムヤムクントムヤムクン
カオパットサパロットカオパットサパロット
タイスキタイスキ
ゲーンキアオワーンゲーンキアオワーン
南国フルーツを使ったカービング南国フルーツを使ったカービング
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