5. 自動車の輸入に対する関税、物品税および取引税の免税措置

改正ラオス外国投資奨励法施行細則(2005)第37条において、「生産やサービス活動に直接使用されるトラック、ブルドーザー、商品輸送トラック、乗客輸送車両(35席以上で事業活動目的のもの)、技術車両(通信・輸送・郵政・建設省のリストに掲載された目的に使用されるもの)の輸入は、その関税、物品税および取引税が免税」される。

ラオスにおける輸送機輸入に賦課される税率を以下に示す。2000年2月18日ラオス大統領令第1号「自動車の輸入・物品・取引総合税率の改正」では、自動車に対する輸入税と物品税、取引税の区別を撤廃し、一括してたとえば乗用車に対しては180%の総合税(ラオス語でアゴン・ソムサイ)を賦課1する税制へ変更された。従って外国企業に認められた免税措置はかなり魅力的な恩典となっている。しかし投資奨励管理委員会(CPMI)が無税と決めたとしても、財務省関税局が免税措置を認めないケースが多々発生している。

図表 50 輸送機の輸入・物品・取引総合税

  Item Tariff Excise Tax Turnover Tax Total
1 Bus less than 15 seats 20 25 10 55
2 Bus more than 15 seats 20 20 10 50
3 Truck 20 10 10 40
4 Truck 0.5 T – 5 T 30 10 10 50
5 Motocycle 40 20 10 70
6 Jeeb (soft top) 40 30 10 80
7 Jeeb (hard top) less than 2000 cc 40 65 10 115
8 Jeeb (hard top) 2000 – 4000 cc 40 70 10 120
9 Jeeb (hard top) more than 4000 cc 40 75 10 125
10 Car less than 1000 cc 40 60 10 110
11 Car 1000 cc-1500 cc 40 65 10 115
12 Car 1501 cc – 3000 cc 40 75 10 125
13 Car more than 3001 cc 40 90 10 140
14 Pick up 2 doors 30 20 10 60
15 Pick up 4 doors 30 25 10 65
16 Trailer 20 10 10 40

(出所)Tax Department, Laos’ Ministry of Finance内部資料より筆者作成

1 鈴木基義「ラオスでAFTAが成功しない理由」『世界経済評論(上・下)』2000年12月。 pp. 52-55、2001年1月号。pp. 60-64。

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