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第7章 産業・輸入企業を支援する公的機関

国際企業庁:IEシンガポール

以前はシンガポール貿易開発庁(TDB)として知られていた国際エンタープライズ・シンガポール(IEシンガポール)は、現地企業のグローバル化を支援することにより、国外での経済活動を発展させようとするシンガポールの努力を主導するリーダー的機関です。

IEシンガポールの使命は、現地企業の成長と国際化を支援することです。IEシンガポールでは、シンガポール国内外で幅広いサービスを提供し、企業の習熟曲線の短縮と適切なネットワークの構築を支援します。その中で、IEシンガポールでは市場情報の提供を行い、企業によるビジネス能力の構築と海外のパートナーの探索を支援します。

またIEシンガポールでは、外資系企業の現地企業との提携による当地域への進出を支援し、シンガポールを外資系企業の拠点として位置付ける努力を行います。我々のビジョンは、シンガポール経済が国際的競争力のある製造業、サービス部門を有する起業家精神に富んだ知識集約型経済となることです。シンガポールは、戦略的立地条件、安定した政府、競争力のある労働力、企業に優しい環境といった独特の利点により、グローバル化のための理想的な土台となっています。

世界で30箇所以上において、IEシンガポールは企業の成功を支援するための独自の活動を行っています。業績と実績のある経歴により、IEシンガポールは、次の3グループの働きを通して、シンガポールを拠点とする企業が営業活動を構築するための支援を行っていきます。

国際シンガポール企業グループ(ISC)

国際シンガポール企業グループ(ISC)は、ライフスタイルビジネス、テクノロジー、インフラサービス、エキジビション・ビジネスサービス、貿易物流、国際取引の6つの産業群に組織化されます。各産業群担当のIEシンガポールスタッフは、業界に通じその分野の主導的企業に関する卓越した知識を持っており、 ISCグループの顧客企業の国際化を支援します。ISCグループは、国際営業グループと密接に協力してISCのための市況情報を収集し、能力開発グループと協力し企業の国際化に必要となる能力を向上させます。

能力開発グループ

高度に競争的なグローバル市場では、企業は国際化のために3C、つまり能力(Competency)、連携(Connection)、資本(Capital)を獲得しなければなりません。健全なビジネス戦略と能力、強力な海外ネットワーク、資本へのアクセスを持つことは、国際化する企業にとって競合他社に対する強力な利点となります。IEシンガポールの能力開発グループの主な目的は、シンガポール拠点の企業の国際化準備を促進することです。初期あるいはもっと進んだ段階においても、IEシンガポールは、海外に進出する企業が国際的に成功するために必要な特性を獲得するための支援を行います。

国際経営グループ

国際経営グループの持つ主要な3つの役割は、シンガポール拠点の企業による国際化の促進、国際企業のハブへとシンガポールを前進させること、主要市場との自由貿易協定(FTA)交渉の支援です。深い市場知識と経験を持つ国際経営グループとIEシンガポールの海外センターから成る幅広いネットワークは、企業が海外市場において輸入、調達、ジョイトベンチャー、その他事業提携のためのパートナーシップを特定、開発するための支援を行います。

IEシンガポールの他の主要なグループと部門としては、企業サービスグループ、企業計画グループ、貿易促進部門、ASEAN部門などがあります。

シンガポールを拠点とする企業にとっては、次のIEシンガポールのツール、サービスが特に有益です。

ビジネス情報サービス

情報は、すべての適切な判断のために非常に重要な要因です。国際化を図るシンガポール拠点の企業に対してIEシンガポールのビジネス情報サービス(以前は TDBビジネス・ライブラリとして知られる)が提供しようとしているのは、まさにこの不可欠な資源です。

国外のビジネスレポートおよび海外事務所からの情報を元にするビジネス情報サービスには、重要な最新の市場、産業に関する情報が豊富に蓄積されています。ベンチャー・アブロード、ゴー・チャイナ(Venture Abroadand Go China) のヘルプラインで、専門家および専門スタッフが質問にお答えします。

i.e.ジャーナル

IEシンガポールの立ち上げと共に、TDBの主要な出版物であるシンガポール・トレードニュースは、国際企業向けの出版物「i.e.ジャーナル」として再発行されました。グローバルな到達範囲を持つi.e.ジャーナルは、ビジネスの動向、国際舞台で活躍するシンガポール企業について報道します。無料購読については、Eメール: jeremiah@iesingapore.gov.sgまでお問い合わせください。

IEシンガポール・ポータル(www.iesingapore.com)

IEシンガポール・ポータルは、シンガポール拠点の企業の拡張、海外での事業を支援し、アジアでのビジネスチャンスを模索する外資系企業にとってのグローバルなビジネスハブとしてのシンガポールの地位を向上させる我々の役割を反映しています。

4つの主要な柱で構成されるIEシンガポール・ポータルは、シンガポールおよび国際ビジネス社会の両方を対象としています。ベンチャー・アブロードでは、シンガポール企業に対し国際化に必要な知識とツールを提供します。パートナー・シンガポールでは、外資系企業に対して、シンガポールのビジネス環境に対する見方を提供し、適切なネットワークを形成するための支援を行います。BizInfoでは、IEシンガポールの持つ膨大なビジネス情報サービスを市場調査、ビジネス・インテリジェンス、貿易統計、取引相手の検索に利用できます。4つ目の柱となるインサイドIEでは、企業情報と、セミナー、イベント、トレードフェア、海外ビジネス代表団に関する最新情報の載ったイベントカレンダーが利用できます。

IEシンガポールの海外センター(OC)

IEシンガポールは、海外センター(OC)で構成される広大なネットワークを有しています。世界36箇所の名誉ビジネス駐在員とビジネス顧問で構成されます。 IEシンガポールのOCのうち半分以上はシンガポールから7時間の飛行圏内に存在しています。IEシンガポールのOCでは、熟練したシンガポール拠点の従業員および現地従業員が、市況情報とビジネス促進サービスを企業に提供します。

ビジネスサポート事務所(BSO)

IEシンガポールのビジネスサポート事務所(BSO)は、北京、上海、広州といった主要都市で利用できます。このサービスは、我々の海外センターが提供する既存のサービスを補完するものです。

BSOでは、物理的なオフィスおよびバーチャルオフィス設備、秘書サービスから、マーケットコンサルタント、事業提携まで、様々な付加価値サポートサービスを提供しています。BSOでは特に、シンガポール拠点の企業が中国へ最初に進出するための支援を行います。チンタオ、成都は中国のBSCとしてその次に名前が挙がっています。インド、アメリカ、ヨーロッパなどその他の主要な市場へと拡張する予定もあります。

外交関係代表機関および領事館

外務省では、外交関係代表機関および領事館のリストを公開しています。リストは外務省(住所:Tanglin Singapore 248163)にて16.50シンガポールドルで入手できます。リストは毎年更新され、通常1月に発行、外交関係代表機関と領事館の業務についての詳細、シンガポールにおける通商代表、およびシンガポールの海外での業務について述べられいます。質問はFax(65) 6379 8998で受け付けます。
*益々競争力を増すグローバル市場の要求に応えるため、TDBでは焦点を国際企業に限定し、2002年4月から国際エンタープライズシンガポール(IEシンガポール)と名称を変更しました。

IEシンガポールは、シンガポール国外での拡張を監視する主要経済機関です。IEシンガポールは、市場情報の提供、実現可能性の調査、海外パートナーの探索など、習熟曲線の短縮と適切なネットワーク構築を支援するための様々なサービスをシンガポール国内外で提供しています。

IEシンガポールは、シンガポールの中小企業(SME)の海外進出に対する支援の責任を生産性規格庁より引き継ぎます。この努力の一環として、IEシンガポールは、アメリカ、ヨーロッパ、日本、その他の国の企業に対し、シンガポールを拠点とするよう誘致し、SMEハブとしてのシンガポールの地位向上を促進します。このことによりSMEは国際シンガポール企業と協力し、ベンチャー事業を当地域に誘致することが可能です。これらの新しい役割は、貿易促進における TDBの従来の役割を超えたものです。

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