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第7章 産業・輸入企業を支援する公的機関

JTCコーポレーション

  • JTCコーポレーション(JTC)は、高品質の産業施設、ビジネスパークの開発、計画、管理におけるシンガポールの主導的機関です。
  • 1968年以来、JTCは、シンガポールの工場群の景観形成および産業、製造業の成長に対する支援における主要な建築業者となっています。JTCでは、工業用地約7000ヘクタール、分譲地4500万平方メートルの開発を行ってきました。
  • 現在、JTCでは38の工業用、専門化された団地を管理しています。その中には、ウエハー製造パーク3つ、ジュロン島の化学製品ハブ、テュアスのバイオメディカルハブが含まれます。またJTCは、研究施設、オフィス、住宅、公園、また起業家、科学者、研究者向け教育機関を有する200ヘクタールの新しい経済ハブであるブオナビスタのワン・ノースの主導的開発業者でもあります。

工業団地

JTCの工業用施設は、業界のニーズを満たす様々な設備を持つ自給自足型のビジネスセンターとして設計されています。さらに、工業団地は、フードコート、クリニック、金融機関などの便利な施設も備えています。

分譲工業用地
分譲地は、特注施設を必要とする実業家への賃貸が可能です。賃貸期間は30年または60年です。これらの工業用地は、下水道システム、道路、電気通信サービス、給水、電気などのインフラ、施設を備えています。
標準的工場
またJTCは、実業家に迅速な立ち上げと最小限の設備投資を可能にする建売の工場も提供しています。企業は、低層または柱のない生産スペースを備えた高層の工場から選択できます。
共同工場
これらは、複数のテナントを持つ9階建ての高層産業用ビルで、軽工業、無公害産業のために設計されたものです。共同工場は通常、密度の高い住宅団地の近くに位置し、主要高速道路から至近距離にあります。
積み重ね工場
JTCは、ウッドランドの高層工場の開発事業における新しいコンセプトを開発しました。文字通り「積み重ね工場」と呼ばれる工場では、高層施設内で便利な施設を提供する地下階を備えています。各工場を積み重ね、また車用の通路と私道によるアクセスのし易さを提供することにより、土地の少ないシンガポールにおいて、伝統的に土地に根ざした産業向けの斬新なソリューションとなっています。

専門工業団地

またJTCは、専門工業団地を開発し、その業務のための特殊な施設と立地条件を必要とする業界のニーズに応えています。これらには、ウエハー製造パーク、ビジネスパーク、ジュロン島の石油化学ハブがあります。

ウエハー製造パーク
世界レベルの半導体ハブへと進化するシンガポールのビジョンに応えるため、ウエハー製造施設が必要とされています。3つのウエハー製造パークが、ウッドランド、タンピネス、パサリスに開発されました。これらは、ウエハー製造における厳密な必要条件を満たすのに必要なインフラすべてを備えています。4番目のパークも北岸に開発されています。
ビジネスパーク
JTCではシンガポールの2つのビジネスパークである国際ビジネスパーク(IBP)とチャンギ・ビジネスパークを管理しています。これらは、ビジネスと技術の最高のハブとなっています。IBPは200社余りの企業のベースとなっており、そのほとんどがITソフト開発、製品・設計、研究開発などを行っています。

2番目のビジネスパークで66ヘクタールを有するチャンギ・ビジネスパーク(CBP)は、流通の中枢、在庫管理、貨物輸送管理サービス、ハイテク生産に従事する企業向けに開発されています。チャンギ空港とシンガポール・エキスポ近くに建設の行われているCBPは、分譲地と建売施設を融資、様々なグループの顧客に対するサービスを提供します。
ジュロン島
ジュロン島は大手の石油、石油製品、特殊化学製品メーカ72社のベースであり、それらの企業による投資総額は約220億シンガポールドルに上っています。7つの沖合の島が統合して作られたジュロン島は、2004年の開発完了時には3200ヘクタールの広さとなります。  

テュアス・バイオメディカル・パーク

テュアス・バイオメディカル・パークは、大量生産活性医薬品メーカ、バイオ医薬品メーカ10社向けに特別に計画、設計されました。このパークでは、業界のニーズを満たすための特別のユーティリティ設備を提供しています。約170ヘクタールを有するこのパークは、メルク・シャープ・アンド・ドーム(シンガポール)、ワイエス・ファーマスティカルズ(シンガポール)、ワイス・ニュートリショナルズ(シンガポール)、グラクソ・スミスクライン・バイオロジカルズ、ファイザー・グローバル・マニュファクチュアリングなどの国際企業のベースとなっています。

ワン・ノース

ワン・ノースは新経済を有するシンガポールの都市の中の都市としてのアイコンです。ここでは、起業家、科学者、研究者たちがアイディアを交換し交流をはかることのできる知的に刺激のある、創造的な物理環境を提供しています。

約200ヘクタールを有するワン・ノースは、今後15〜20年かけて開発される予定で、住宅施設、商用ハブ、第3次産業機関と研究機関、スポーツ施設、および公園が統合されます。また、シンガポール大学とシンガポール・サイエンス・パーク近くのブオナビスタ(シンガポール南部)という戦略的な場所に建設され、研究開発、技術起業家の活動の中心となることを目的としています。バイオメディカル、情報通信、メディア産業を対象としており、イノベーションとテストベッドのための活気あるホットスポットとする計画です。

ワン・ノースは、リム・スィーセイ環境相が議長となっている推進委員会の指揮の下、複数の政府機関の協力を通して開発されています。トニータン副首相率いるザ・エンタープライズ21(E21)政府委員会も、このプロジェクトは、シンガポール経済を確実に知識集約型へと以降させる政府の全面的な努力の一環であると考えています。JTCは、2000年9月にこのプロジェクトの主要開発業者に指名されました。

ワン・ノースは、3つの主要なエクスチェンジ(活動拠点)から構成されます。

  • 金融およびその他のサービス部門および企業本部向け、8.4ヘクタールのビスタ・エクスチェンジ
  • 情報通信、メディア業界向け、10.9ヘクタールのセントラル・エクスチェンジ。最初の情報通信・メディア業界のアイコンとなる開発であるフュージョンポリスは、2003年2月に建設開始、2005年末に完成の予定。
  • バイオメディカル・サイエンス産業向け、8.2ヘクタールのライフ・エクスチェンジ。ワン・ノースで最初の主要な開発事業であるバイオポリスの起工式が 2001年12月に行われました。7棟のうち、最初の3施設が2003年7月までに完成の予定、その他の施設もそれ以降徐々に完成の予定。

外国人向け住宅

JTCでは、海外人材住宅スキーム(ShiFT)により、海外の専門家向けに手ごろな価格で高品質の住宅を提供します。またJTCでは、製造業で雇用される労働許可証保持者向けの寮の管理も行っています。

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