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第1章 インドネシアに関する基礎情報

5. 首都 ジャカルタ

インドネシアの首都ジャカルタは、920万の人口を持つインドネシア最大の都市です。 ビジネス、経済の中心地ジャカルタの行政区には、南ジャカルタ、中央ジャカルタ、 東ジャカルタ、西ジャカルタ、北ジャカルタと「千の島」と呼ばれるエリアがあります。面積は、国土の0.03%にあたる約664.01 km2、920万人の人口は全国の4%を占めています。(2009年)気候は熱帯で、日中の平均気温は30.8℃、夜間の平均気温は26.1℃です。また2007年の年間降雨量は1,891mmで、湿度は73~84%となっています。
ジャカルタのGRDPは、2008年にはインドネシア全体(3,949兆3,000億ルピア)の13.9%となる565兆9,000億ルピアに達し、前年比で6.04%上昇しました(全国平均 6.1%)。  ビジネスの中心地としてアクセスの良いジャカルタは、会議やイベントの開催地としても魅力があり、ミーティング・インセンティブ・コンベンション・イベント(MICE) 市場でも成長しています。インドネシア最大の国際会議場「ジャカルタ・コンベンション・センター(JCC)」は、1会場に 8,000人の収容が可能です。

ジャカルタの文化
ジャカルタには、色彩、伝統、歌、舞踊、衣服、料理、方言の宝庫といわれる   ブタウィ文化が今も脈々と息づいており、ジャカルタ創設記念祭には、それを象徴するオンデル・オンデルという巨大な人形が登場します。またブタウィ音楽としては、クラリネット、トロンボーン、ユーフォニューム、トランペットなどで構成されるタンジドール・オーケストラが有名です。

州の経済
ジャカルタ特別州の2008年のGRDPは、565兆9,000億ルピア、成長率は6.04%です。(インドネシア全体のGDP成長率 6.1%) GRDPの35%は、金融、リース、サービスが占めており、以下、貿易、宿泊、飲食(20.1%)、製造(16.2%)、サービス(12.8%)となっています。(2007年 統計)

輸出
ジャカルタ特別州の2008年1~10月期の製品輸出額は、80億1,217万米ドル(前年同期比+4.26%)で、主な輸出先は、米国 13億2,872万米ドル(6.58%)、アセアン諸国22億4,539万米ドル(28.02%)、アセアン以外 28億3,723万米ドル(35.41%)です。また欧州は 6億7,466万米ドル(8.42%)、オーストラリアとアフリカは 3億9,549万米ドル(4.94%)で、衣類・繊維、靴、オートバイ、魚介類、電子機器、ニット製品などを輸出しています。

輸入
ジャカルタ特別州の2008年1年間の輸入額は、535億3,190万米ドル(前年比-6.52%)です。輸入先別では、アジア諸国(アセアン諸国と非アセアン諸国を含む)が387億1,105万米ドル、アフリカが4億4,465万米ドル、米国が51億1,689万米ドル、オーストラリアと オセアニアが18億9,033万米ドル、欧州が73 億6,890万米ドルで、資本財、原材料、消費財などを輸入しています。(2007年統計)

最低賃金
労働移住省は、ジャカルタの2009年州最低賃金(UMP)を前年より10%引き上げ、 月106万9,865 ルピアと定めています。これは2007年の適正生活水準(KHM)(月90万560ルピア)を10.27%上回っています。

ジャカルタ特別州の産業別就業人口は、次の図の通りです。
産業別就業人口の割合(2007年/ジャカルタ特別州)

主な産業 
ジャカルタの産業におけるエネルギー消費(BBMおよび電気)と生産指数(合計)は減少傾向にあります。主に機械、食品が低下しており、繊維は、年初の契約により一時的に生産が上向いています。インドネシア全体においても、2009年は繊維業に期待が 持たれています。特に衣料品の見通しは明るく、生産コストの上昇が顕著なRRCとベトナムから、インドネシアへ発注を切り替える例が多く見られます。 また2008年第4四半期では、輸送・通信関連製品の比率が、過去最高を記録しました。 ジャカルタ全体の2008年GRDP成長率は6.04%、産業別では、金融業3.8%、貿易・宿泊・飲食業6%、製造業3.9%、 建設業8.2%で、鉱業と採石業を除いたすべての部門で、経済成長率がプラスとなっています。

産業別GDP成長率 (2008年第4四半期/ジャカルタ)

インフラストラクチャー

道路
ジャカルタ特別州の道路は延べ6,528.439km(2008年時点)で、これはインドネシア全土のおよそ2%にあたります。州の敷設距離は、2000年から2006年にかけて年ごとに国道5.5%、州道-4%となっています。(全国の延長率 国道7.1%、州道3.6%)州政府は、2004年より、公共輸送機関の「バスウェイ」を導入し、モノレール、マスラピッドトランジット(MRT)を含めた、交通事情の改善と移動時間の短縮のための総合的な解決策を考案しました。バスウェイが全面開通した際の輸送能力は、現在の1日7万人から36万7,000人に増強され、さらに、二酸化炭素(CO2)、炭化水素、二酸化硫黄、二酸化窒素などの大気汚染による影響も軽減されます。

空港
ジャカルタには2つの空港があり、スカルノハッタ国際空港は、国際線と国内線、ハリムプルダナクスマ空港は、国内線と自家用機専用となっています。スカルノハッタ国際空港の2008年の国内線乗客数は、前年比3.37%増の2,909万人に達しました。一方で、国際線 乗客数は2007年より43.7%減少の1,079万人にとどまりました。ハリムプルダナクスマ空港、スカルノハッタ空港の国内線、国際線の総乗客数は、インドネシア全体の37.11%を占めています。(2007年 統計)

港湾
タンジュンプリオクと呼ばれるジャカルタ港の輸出入貨物は、2007年上半期、20兆5,999億トンから22兆8,245億7,000万トンに増加し、陸揚げ能力は1,830万トン、船積み能力は450万トンに増強されました。2007年1~9月期の国内航路の乗船数は12億人、下船数は21億人です。

医療
2008年時点で、ジャカルタには106の病院と334の診療所(Puskesmas)があります。

小売店
ジャカルタには、近代的、伝統的小売店を合わせて1,835店舗あり、30%を占める近代的な 小売店は、近年急速に増えつつあります。(2008年統計)

 
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